2010年09月17日

五右衛門/G-CLEF


五右衛門


検索している人が多かったのでG-CLEFをもう一枚。
前回紹介した"Pell-Mell"の次作であり2nd Albumの"五右衛門"を紹介。
落合徹也、後藤勇一郎、榊原大の三人に柏木広樹が加わってG-CLEFとなってます。

柏木は三人と同じく東京芸大出身(当時は在学中)のチェリストで解散後は
榊原と共に葉加瀬太郎のサウンド・プロデューサーやサポートをしています。
また同じくサポートをやっている越田太郎丸と共にBOSSA DO MAGOなるグループに参加。
インディーズで活動しています。
さらにその越田に西嶋徹・則竹裕之・青柳誠を加えたメンバーで様々なジャンルの
インストバンド「森」として活動し、Victorよりアルバムを出しています。
また、ソロでも活躍し、海外でも評価されている日本が誇るチェリストです。

ジャケットや中写真にはこの四人に加え岡本哲史(Additional Playerと書かれている)の五人で写っている。
ちなみに岡本はコントラバス奏者。アメリカの伝統ある楽団New York Philharmonicに所属している。

「はーほい!はーほい!」の掛け声から始まるこのアルバム。
うねり狂うヴァイオリンは前作と変わらずだが全体音としてまとまりができたように感じます。
クラシックのカバーも少なく、オリジナル曲が多くなっています。
せっかくなので作曲者を<>内に書いておきました。いま いまいというのは謎ですw

名前から想像させるように和風にアレンジした作風となっていて前作ほどの乱雑さはありませんが
五人まとまりのある演奏を聞かせてくれます。(他にも8人のクレジットがあります。)
Pell-Mellで気に入った方は是非買ってみてください。

1. 一揆 <榊原>
2. カンティーナ・バンド <ジョン・ウィリアムス>
3. 五右衛門 <後藤>
4. 向こう側 <岡本>
5. ピエリオネット <落合>
6. 新・初・恋 <トラディショナル>
7. オリエンタル・シャンゼリゼ <後藤>
8. Hello!陸王 <榊原>
9. いまいまの酒 <いま いまい>
10. ビバルデ・ビボラバ <アントニオ・ヴィヴァルディ>
11. 夢楽 <落合>
12. 朝 <岡本>

おすすめは1.3.5.10.12.
1.3.はこのアルバムのハイライトですね、かっこいいです。

カバー曲の2曲は原曲を紹介しておきましょう。(♪でYouTubeへ)
John Williams "Cantina Band" はStar Warsからの曲 
Antonio Vivaldiのビバルデ・ビボラバは「春」で有名な組曲「四季」の第四部「冬」の
第一楽章からとってます。
冬の演奏はイ・ムジチ合奏団です。指揮者の居ない珍しい楽団なのです。日本では人気が高いです。
気に入ったなら是非買ってみてください。持ってて損はしませんよ。


ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》


ちなみに私は四季の中で「冬」が一番好きです。(どうでもいいか)

締めはNew York Philharmonicが世界で初演をやった
日本では「家路」として有名なドヴォルザークの名曲で締めましょう。
The Symphony No. 9 in E Minor "From the New World", Op. 95, B. 178 Largo

ドヴォルザーク:交響曲第9番

ラベル:邦楽 名盤
posted by kazu at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | G-CLEF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月31日

Pell-Mell/G-CLEF


Pell-Mell


今回紹介するのは東京藝術大学音楽学部に在籍していた
落合徹也、後藤勇一郎、榊原大の三人が結成したインストグループ。
東京藝大の生徒だけあって演奏レベルが物凄く高く、アレンジもすごい。

クラシックからジャズ、フュージョンなどさまざまな曲を
バイオリン、ピアノ、チェロなどのクラシック楽器で聞かせてくれます。
このアルバムを出した翌年にインストバンドでは紅白に初出場しています。

2.3.8.9.はクラシックのアレンジです。
7.は1989年に放送された東海テレビの昼ドラマ「夏の嵐」の主題歌で
5.6.はそのサウンドトラックである。
このドラマでG-CLEFの知名度があがりました。
4.はSimon & Garfunkelの名曲のカバーアレンジです。

今作がデビューアルバムで解散までにベスト含め10作のアルバムを出していますが
ほとんどが廃盤なのでなかなか入手は困難です。

落合徹也は解散後ソロアルバムを出し、「弦一徹ストリングス」として活動している。
先日「田村ゆかり」の記事で紹介した大久保薫や
音楽製作集団Elements Gardenの代表である上松範康の楽曲への参加が多い。
金髪の貴公子と云われるヴァイオリニストNAOTOは彼のローディーだったらしい。
ポルノグラフィティのサポートメンバーとして有名ですね。

後藤勇一郎は在京オーケストラ、東京ポップスオーケストラのコンマスなどをやり
The Dynamitesというバンドを組んで現在も活躍中である。

榊原大はサポートミュージシャンとして葉加瀬太郎などのライブに参加したり
連続テレビ小説「ファイト」のサウンドトラックを手がけたりしている。

アルバムタイトルのPell-Mellは「乱雑」「めちゃくちゃ」という意味で
その意味が似合うかのようにヴァイオリンが駆け巡ります。
当時今まで無かったサウンドで多くの人を魅了した技巧派インストバンド
是非聞いてみてください。

1. J.G.ビート
2. ツィゴイネルワイゼン
3. チャルダッシュ
4. スカボロー・フェア
5. ディスタンス〜“夏の嵐”より
6. シンシア・ラブ〜“夏の嵐”より
7. “夏の嵐”のテーマ
8. アンダルーサ
9. 剣の舞
10. 少年
11. ウィ・アー・Gークレフ

おすすめは1.6.7.11.

クラシックの原曲紹介をしておきます。♪をクリック!
2. "Zigeunerweisen"はスペインのヴァイオリニストSarasateの曲。 
3. "Csardas"はイタリアの作曲家Vittorio Montiの曲。 
8. "Andaluza"はスペインの作曲家Enrique Granadosの曲。 
「12のスペイン舞曲 op.37」の第五番です。 
9. "Танец с саблями"は旧ソ連の作曲家Aram Khachaturianの曲。 
バレエ作品「ガイーヌ」の最終幕で演奏される曲。曲だけは有名ですね。

では上松範康(Elements Garden)がサウンドプロデュースし
声優として紅白初出場した水樹奈々のこの曲で〆ます。
深愛

ラベル:邦楽 名盤
posted by kazu at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | G-CLEF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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